アンチユニット関係解説
Sins of a Solar Empireではアンチユニットの関係が緩めで物量で押し切れることも少なくないが、軍事費への効率良い投資のため理解しておきたい。なお、細かい数字などを知りたければWikiのページがとても参考になる。
各々の相性関係
主力艦とタイタンを除いたアンチユニットは以下の通り。矢印の先の敵に必ず勝てるという意味ではなく、攻撃力にボーナスがかかることを表している。なお重巡は爆撃機以外には圧倒的に有利で、一般艦の中では頂点の存在。
LF=ライトフリゲート
Flak=対空艦
HC=重巡
偵察艦は弱いがLRFにはボーナスがあり267%の攻撃力の差が生じるため、TECが脆いLRFを量産している場合は偵察艦を量産して乱戦に持ち込むのもアリ。
LRFは相性的にはLFにしか優位でないが、高い攻撃力と長い射程を持ち、ダメージが大きく落ちる種類もいないため優秀なダメージ源となる。ただしコルベットや重巡が増えてくると厳しくなってくる。また防御力が弱いので攻撃を受けてはいけない。
LFは相性的に有利な敵は少ないが、安く数を揃えやすいため序盤のラッシュや中立艦隊の素早い殲滅には適す。主力艦を1隻作るよりもその分LFを作ったほうが攻撃力は当然高い。
Flak(対空艦)は戦闘機を素早く殲滅できるので敵の艦載機が多いなら意識して多めに作る。敵の戦闘機がいなくなればこちらは戦闘機を使う必要がなくなり、攻撃力の高い爆撃機を編成できる。ただし爆撃機には若干有利という程度で、敵爆撃機があまりに多いと負けてしまう。それでも敵の艦載機を落とし、こちらの艦載機を活用するために必ず必要なユニットである。
戦闘機は偵察艦やLRF、惑星爆撃艦や施設破壊艦などの脆い敵にはボーナスがあるため素早く掃討できる。もちろん一番の任務は敵爆撃機の破壊である。ただし放っとくと敵の対空艦に突っ込んで殲滅されるので、できれば指示を与えて安全なところで戦わせたい。敵艦載機が多ければキャピタルシップの対艦載機アビリティで耐えるという手も一応あるが、あまり有用ではない。
爆撃機はこのゲームの華であり、これで敵を圧倒するのが一番楽に勝てる方法。宇宙基地も重巡も主力艦もタイタンも、大量の爆撃機があれば勝てる。しかも撃墜されても反物資を消費して無料で一定時間の後に再生産される(主力艦は反物資も不要)。ただし無料とは言っても撃墜されると敵に経験値が入るため無謀な運用は避ける。爆撃機を増やすには軽空母の量産が一番で、戦闘時は安全な重力井戸の端で待機させよう。
重巡は全ての一般艦に対して圧倒的に優位であり、爆撃機以外は敵なし。コストは高いし艦隊保有枠も大きめだが、その戦闘力を考えれば割安でもある。終盤では重巡と対空艦のコンビを主軸に、主力艦や補助艦を加えると戦闘が非常に安定する。
上の画像にはないが、コルベットは戦闘機とほぼ同じ扱いである。そのためLRFが多い編成にはコルベットが天敵となる。またコルベットは主力艦に対してもかなり攻撃力が高く、自身は飛び回っているため意外に撃墜されにくい。敵がコルベットを量産していたらいち早く対空艦を配置しよう。
バランスの良い編成とは
TECでLRFを主軸にする場合、前衛が主力艦でその少し後ろに対空艦、そして後衛にLRFとホシコとなる。TECは対空艦と重巡の攻撃力研究が共有なため、その後は軽空母より重巡のほうがオススメ。
敵艦載機が止まらないと非常に苦しいため、対空艦や戦闘機の量は意識しよう。逆に敵に対空艦が大量に配置されている場合は艦載機は全て着艦させておいたほうがよい。一度撃墜されると再生産に時間がかかるし、敵に無駄に経験値を与えてしまう。
なお上の図には含まれていないが、宇宙基地は爆撃機と施設破壊艦以外には圧倒的に強い。どんなに強化されている宇宙基地でも、爆撃機がずっと攻撃していればいずれは破壊される。またオグロフやソラヌスは射程外から凄まじい攻撃力で宇宙基地を攻撃できる。そのため、艦船で援護できない位置の宇宙基地にはハンガーのアップグレードを入れて戦闘機で守ってあげよう。