Oblivionいじり アレコレ

OBLIVIONのCSやMOD,改造などの情報を載せています。他にオマケ情報もあり。

Core i5 2400(SandyBridge)搭載PCが5万円(2011.03.20)

安くて高性能、そんなSandyBridge搭載PCが5万円で発売中です。一般用途にはもちろん、CPU性能依存のOblivionでも高いパフォーマンスを期待できそうです。

ドスパラ製BTOパソコン スペック

ドスパラ Prime Monarch IL - プライム モナーク IL

この充実性能で5万円ぽっきりです。他のショップもいくつか見てみましたが、この価格帯ではドスパラが最も良かったです。

ショップドスパラ
M/BH67 Express チップセット ATX
  (不具合対策済み B3 Stepping チップセット)
CPUCore i5-2400 (3.1GHz)
  (クアッドコア/TB時最大3.40GHz/L3キャッシュ6MB)
メモリDDR3-1333(PC3-10600) 2GBx2
ビデオカードCPU内蔵グラフィックス(インテルHDグラフィックス)
HDDSATA3 1TB (SATA6Gb/s対応)
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
  (DVD±R x22, ±R DL x8, RAM x12/SATA接続)
電源ユニット定格550W 静音仕様
OSなし

充実の基本性能だとおわかりいただけると思います。あとはOS入れてゲーム用にビデオカードを買えばOblivionは超快適です。余裕がある方はSSDを入れればさらに。

ちなみにOSはWindows XPならヤフオクで2000〜3000円で買えます。私もHome Editionを買ったことがありますが、認証時にインターネット接続でなく電話で行う必要があるだけで、他に問題は全くありません。オススメです。

業者が大量に出品してますが、役割を終えたリースPCのOSだったりするのかもしれません。怪しさMAXですが、使用に問題はないみたいですよ。

簡単にスペックを見てみる

私はPCパーツ・スペックにそこまで詳しいわけではないので詳細な分析はできませんが、本当に十分な性能を持つのか少し見てみます。

M/B:H67 Express チップセット ATX

ドスパラに限らず、BTOパソコンというのはコストを抑えるため、同じ仕様・スペックでも安いパーツを使います。M/Bの項目に大まかな仕様しか書いておらず、実際のM/Bが何なのかわからないのはそのためです。

といっても、ショップ側が実際に組み合わせて問題ないパーツ群で構成されているので、コダワリがない限りは大抵問題ないです。何の情報もなしにパーツを自分で買って組み立ててみて、相性問題が出るよりマシです。

M/Bにしても、一般的に気にする必要があるのは「入出力用のポート」や拡張カードを刺す「PCI/PCIeスロット」の数、こだわる人はOC(オーバークロック)耐性くらいでしょう。と言っても、いくら何でも「H67 Express チップセット ATX」だけじゃアバウトすぎるので、購入前にはショップに確認したほうがいいです。

CPU:Core i5-2400 (3.1GHz)

一番の目玉がコレです。Intelの現行のCPUはCore ixシリーズですが、その第二世代がこのSandyBridgeです。マルチタスクが超得意なのはもちろん、1コアあたりの性能も高いので、Oblivionのようなマルチコアを上手く活用できないゲームでも期待できます。

以前は「高価で1コアあたりの性能はそんなでもないマルチコアCPUより、CPUクロック数を高めたシングル〜デュアルコアCPUのほうが良い」という考えがありましたが、今は「マルチコア・各コア性能良し・安い!」のSandyBridgeがあるので、安易に購入して大丈夫だと思います。

SandyBridgeが良い理由は、価格あたりの性能で比べた時に今までのCore i5/i7と比べて、マルチ性能は圧倒、シングルの性能でも高いからです。私はPCを買うときは値落ちしたパーツで構成されたものにしている(すると、Athlon 64になることが多かった)のですが、SandyBridgeは登場した瞬間からお買い得なのでかなり欲しいです。IntelはPentium時代は熱いだけでイマイチでしたが本気出すと凄いですね。

CPUの性能の比較はこちらのサイトさんが参考になります。Core i5-2400と近い性能の第一世代のCore i7は高価で、第二世代のSandyBridgeがお買い得なのがわかります。

メモリ:DDR3-1333(PC3-10600) 2GBx2

メモリは4GB。普通に使うには全く不足ないですね。

お金がある人は8〜16GBほど揃えてRAMディスクにしてOblivionのDataフォルダとして使ったりBSAを置いたりすれば、フィールドが超快適になるのは間違いないです。メモリはSSDよりさらに高価なので普通は手が出せませんが、RAMディスクの読み書き能力は圧倒的なので憧れます。

ビデオカード:CPU内蔵グラフィックス

CPUのオマケである「インテルHDグラフィックス」によるグラフィック性能ですが、SandyBridgeではなかなか強化されていてローエンドのビデオカード以上の性能があるようです。2Dゲームなら十分だし、3Dでも負荷の低いゲームで画質設定を下げれば一応動きそうです。

と言ってもミドルクラスほどの性能は持たず、3Dゲームに期待するのは間違いなので、Oblivionをやるならビデオカードへの投資は必須です。OblivionにおいてはMODでグラフィックを強化しまくるのでない限りCPUの方がボトルネックになるので、ビデオカードはVRAMにさえ注意すればそこそこの物でも十分動くと思います。VRAMは最低512MBは確保、1GB〜2GBあればQTP3も入れられます。

HDD:SATA3 1TB (SATA6Gb/s対応)

HDDは2011年3月では2TBが7000円くらいで買えますが、動画やイメージファイルでも溜め込まない限りは実質1TBあれば使い切れません。

BTOなのでメーカーも型番もわからないのは少し不安ですが、駄目なパーツが使われることはBTOでは無いので気にしないのが一番です。HDD安いので、自分は複数HDDで手動でミラーリングしてバックアップしています。お金があればOSやゲームはSSDに入れると良いです。

光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ

「DVD±R x22, ±R DL x8, RAM x12」の書き込みが可能です。ブルーレイを扱いたいのでもない限り不足なしです。

電源ユニット:定格550W 静音仕様

SandyBridgeは電力食いではありませんし、550Wあれば電力が足りなくなることはないと思います。高性能ビデオカードを入れたり、多数のHDDを入れたりする場合は別ですが。

BTOでは電源ユニットは安いのが使われるので品質は悪いことがほとんどですが、普通の用途では問題になることは少ないです。

ちなみに、私のPCスペック

今時Athlon 64 X2です。スペック足らないです。

液晶モニタMITSUBISHI Diamondcrysta
RDT231WM-X (23.1型ワイド)
PCショップTSUKUMO BTOパソコン (eX.computer Aero Stream)
M/BMSI K9N Neo-F (NVIDIA nForce 550)
CPUAthlon 64 X2 6000+
メモリPC6400 DDR2-800 2GBx2
ビデオカードRadeon HD4850 VRAM:512MB
サウンドカードSound Blaster X-Fi Digital Audio
HDDWestern Digital WD20EARS-R 2TB
Western Digital WD10EADS 1TB
Western Digital WD3200JS 320GB
光学ドライブPlextor PX-751A (DVD±R DL対応 DVDスーパーマルチ)
電源ユニットTopower TAO-480MPVR
  (定格480W / 総出力570W) (価格.com)
ケースEX571 (ATXミドルタワーケース)
 (5インチ x4 / 3.5インチ x1 / 3.5シャドー x5)
OSWindows XP Home Edition SP3

もともと友人の新PC購入のためにBTOパソコンを見ていたのですが、どうせならSandyBridgeが良いと思い探していたところドスパラで安いPCを発見。自分も普通に欲しかったので記事にしてみました。

Oblivionはプログラムが古くてパフォーマンスを稼ぎにくいのにMODのおかげでスペックを要求するので、快適にプレイするのはなかなか困難です。でも今なら5万でここまで基本性能(ビデオカードとか除いた、という意味合いで)に優れたPCが買えるのですね。実に素晴らしいです。

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