乗り物チュートリアル 01
最初に、使うツールやファイルをダウンロード、インストールして準備します。
ツールの準備
Blenderは非常に気難しいので、バージョンには気をつける必要があります。エラーでどうやっても進めなかったら、バージョンを変えてみる必要があるかもしれません。
- Blender ver.2.49b
- 3Dモデリングしたり、アニメーションを付けたりと、非常に高機能なソフト。ただし操作に癖あり。
- Python ver.2.6(か、それより新しいもの。ただし3.0以降は不可)
- ソフトを動かすために必要です。私は2.6.6を使用。2.6.xじゃないと私の環境では動きませんでした。2.7〜は動かず。
- PyFFI ver.2.1.5(か、それより新しいもの)
- ソフトを動かすために必要です。私は2.1.6を使用。
- Blender NIF Scripts ver.2.5.5
- BlenderでnifファイルをImport/Exportできるようにするためのスクリプトです。私は2.5.05を使用。
以上の4つは上からの順でインストールしてください。インストールはほとんど何も変更せずに進めてOKですが、Blender ver.2.49bのユーザーデータの保存場所の指定は「Use the installation directory」。バージョン違いのBlenderを共存させるために、Blenderのインストールパスは変更してもいいようですが、トラブルの元なので私はやめておきました。
- NifSkope
- nifファイルをいじるのに必要です。
- Construction Set
- バイクを登録してゲームに登場させるために必要です。日本語化など詳細はOblivion Wiki JP様をどうぞ。
- MOD作成支援スレの住人様によるサンプルのバイクMOD
- バイクを作るためのサンプルです。作者様には本当に感謝です。
- Honda NR500 Motorcycle
- 上のサンプルのバイクMODと違い、こちらは任意です。バイクのグラフィックとしてNR500を使いたい場合はこちらもDLして下さい。作者様に許可はいただいています。Filesが2つありどちらも同じ内容のように見えましたが、Originalでない方を私は使いました。
Blenderはデフォルトでは英語表記ですが、少しの設定で簡単に日本語にすることが可能です。Blender.jp様でやり方が説明されています。ただし、英語から日本語になってるだけならまだしも、他の単語になってたりすることがあるので、日本語環境にするにしても適宜英語に戻して確認したほうがいいと思います。
ファイルの準備
ヴァニラの人間のメッシュが必要なので、OBMMを使ってファイルを抽出します。
OBMM右側のメニューの「Utilities > BSA browser」をクリックし、左下の「Open」ボタンをクリックしてOblivionデータフォルダにある「Oblivion - Meshes.bsa」を選択します。含まれるファイルが列挙されるので、下にある「Extract all」ボタンで適当なフォルダに展開します。
必要なファイルは「headhuman.nif、upperbody.nif、hand.nif、lowerbody.nif、foot.nif」の5つだけなので、HDDの容量が厳しい・ムダに断片化させたくないという場合はこれだけExtractしてもOKですが、かなり見つけづらいです。
展開したデータの「meshes\characters\_male」フォルダから「upperbody.nif、hand.nif、lowerbody.nif、foot.nif」の4つのファイルを、「meshes\characters\imperial」フォルダから「headhuman.nif」を抜き出しておけばOKです。「female〜」でもいけると思われますが、私は男でしか試していません。
その他のファイルには用はないので消去して問題ありません。