ユニットカタログスペック比較

各ユニットの性能、長所・短所を知って状況に合わせたユニットを活用しよう。データは2017年3月のパッチのもの。

テキスト無し版

• 用語の意味
• 軽車両
• 中戦車
• 対戦車砲
• 駆逐戦車
• 重戦車
• 英軍
• 携行式対戦車兵器比較
• 砲撃ユニット

用語の意味

時間

生産時間。

的大

ターゲットサイズ。攻撃の被命中率に影響

加速・減速・最高速

加速は文字通り加速の速さで、最高速に達するまでに要する秒数は(最高速)/(加速)で求められる。減速も同様に減速のしやすさで、停止するまでの秒数は(現在の速度)/(減速)で求められる

主DPS

主砲の時間辺りの攻撃力。遠距離/近距離として表示。1発当たりのダメージや命中率、再装填時間に加え貫通率も加味されている。距離による命中率の変化などもあるのでわりと参考になる

再装填

1発・1バースト後に次の攻撃をするまでの待ち時間。機関銃・砲の場合は弾倉交換もあるが、ここではその時間や頻度は書いていない。距離により変化する場合は「遠距離/近距離」で表記

主動命

Moving accuracy multiplier=移動中の命中率補正。特に枢軸車両は大きく落ちる

軽車両

序盤から中盤にかけてどの軽車両を投入するかは最もゲームを左右する要素の一つ。慎重にユニットを選択しよう。

軽車両の中での頂点はプーマ。射程と視界が50のためこのクラスでの対装甲力はトップで、全ての軽車両へのアンチとしてはもちろん、足が速いため中戦車に対しても使える。ただし対歩兵力は低く歩兵戦で負けていると使いづらい。またOKWにとってプーマは貴重な燃料を不安定な投資に費やすようなものである。鍵となる敵の車両を倒せる自信がなければ使いづらい。

英軍のMk.III装甲車はスペック上ではプーマを一回り弱くした車両で、研究も必要なため実際のコストはMP380/燃料75と高いが、(特に対装甲力の)機動性に劣る英軍にとって、視界も広いし戦いをサポートしてくれる車両。ただし歩兵はあまり倒せないので対歩兵は期待しないほうが良い。ルクスや222などが出てきたら出すくらいの考えでもいい。

ルクスは優秀な対歩兵ユニットだが動いていると全然当たらない。軽車両の中では十分な装甲を持ち対歩兵力が高いので、対戦車砲をかわしながら停車して敵を削り続けマップをとろう。ラケーテンヴェルファーとセットで動かされるとなかなか倒す方法がない。また軽車両相手なら多少は削れるので、ラケーテンヴェルファーからのトドメにも使える。

スチュアートは地味な存在ながらプーマ以外の軽車両に勝つことができる。DPSは低いがライフルを邪魔する軽車両への露払いとして適す。ただし対歩兵力は低く、ノンカバーの敵ならある程度倒せる程度。必要燃料が高いのでATGで我慢するプレイヤーも多い。。米軍のAAHTは対歩兵用に出す車両で、射程が長くDPSが高いため対戦車砲さえなければマップを制圧できる。ただしルクスには負けるので注意。

T-70はそのリロード速度とAOE範囲から強力な対歩兵力を持ち、ソ連に不足しがちな攻撃力を大いに高めてくれるため、最速で狙うのが一つの定石。ただし機動性が高いため前に出しすぎないよう注意。対戦車砲は3発目で撃破されるので、相手が3つも揃えている特殊な状況でなければ中央VPなど要所に置きっぱなしでもわりと安定して使える。ただし射線にカバーや残骸があったり、高低差があるとかなり外しまくるので位置取りに注意。

ソ連のM5HTは米軍のAAHTと似ているが、必要燃料が少ないのが特徴。ただし4連装機関銃には弾薬120がかかり歩兵輸送・補充ができなくなるのが欠点。T-70と違いルクスには一方的に負ける。射程が45と長いことだけが唯一の利点で、そのやる気のある発射音に反してDPSはさほど高くない。対戦車砲2発で撃破されることもしばしば。

222は対歩兵力は強力ではないが削るには十分で、2両揃えばT-70に勝てたりもする。視界も50と広いので、これが前線にいると東部ドイツ軍は動きやすくなる。ソ連でも英軍でもスナイパーを作ってきたらアンチであるこれを最速で出すといい。また米軍のM20には一方的に勝てる。必要燃料が30でT3が遅れてしまうのが小さな欠点。

251は東部ドイツ軍のハーフトラックで、前作と違い火炎にすると強烈な対歩兵力を持つ。対戦車力がないトミーなどの場合は見た瞬間に逃げなくてはいけないレベル。足も十分速いので対戦車砲で撃破するのは難しく脅威。使う側としては、欲張らずに隙がある敵を素早く追い返す形だとリスクが少ない。

M20は地味に見えるが、足がかなり速く対歩兵力は結構高いので、最速で出すと枢軸歩兵をかなり削れる。中尉ルートで問題になる対車両も、クルーがバズーカ持ちなのでリアエシュロンと交代するとルクスや222対策になる。MPの高さはバズーカ代と考えよう。スモークも使えるので、積極的に敵歩兵を削り続けたい。

ソ連のM3A1は扱いが難しく、前作で言うと攻撃力が高いが少し脆く、人が乗れるジープ。キューベルには勝てるので、T1があってキューベルを見たら必ず作りたい。火炎エンジやペナルを乗せて、孤立した敵を狙う戦法はハマれば強い。ただし脆いので早めの修理と無理をしない心がけが必要。

WC51は米軍版M3A1で(通称ジープ)、コマンダー専用の召喚ユニットだがライフルを乗せて暴れ回ればOKWに対して序盤で大きなアドバンテージを得られる。

中戦車

対歩兵も対戦車もこなせる中戦車はゲームを安定させるために役に立ち、最速で出すのが基本。

東部ドイツ軍の四号、クロム、シャーマンの性能は横並び。クロムは足が速く、シャーマンは降車修理やHE弾による高い対歩兵力が売り、四号はコマンダーによっては煙幕を使える。OKWの四号は多少正面装甲が固くて比較的安定感がある。

T-34/76は中戦車の中では最弱だが、当然軽車両には勝てる上に安くPopも小さく数を揃えやすい。対戦車をせずに敵歩兵の削りに徹すると強い。対戦車はSU-85に任せると良い分担になる。T-34/85はコマンダーによってT4から出せる戦車で、国防の四号戦車に対して優位で安定感がある。M4Cは非常に優秀な中戦車だが、レンドリースの癖が強いのとCP10と若干遠いのが欠点。

ライフルカンパニーで出るM4A3E8(イージーエイト)は中戦車の中では最強。欠点は高いのとリロードが若干長い点。パンターには勝てないが、相手が4号戦車を出した時にこれが出れば明らかに有利となる。

パンターは320という良好な正面装甲と主砲貫通力を持つため戦車戦は非常に強い。足もかなり速い。欠点は高価で歩兵にはほとんど当ててくれず、背面は想像以上に柔らかいこと。側面をとられない立ち回りが重要となる。

対戦車砲

前作よりも対戦車砲は強化されており、相手が中戦車までなら十分すぎる攻撃力を持つ。

米軍のATGはアビリティ未使用時の貫通力は低いが、MPが安く射角が少し広く、リロードが早い。Vet1から弾薬30で視界と射界を伸ばせる。貫通力アップアビリティ使用中は貫通力が210になる。

英軍と国防はほぼ同等だが、アビリティとしてVet1で英軍は移動速度アップ、国防は一定時間相手をスタンさせ止めることができる。2両のPakがあれば敵戦車はほぼ死亡する。

ソビエトはリロードが遅く貫通力も低い。終盤はSU-85などの戦車に切り替えよう。弾薬60で砲撃ができるが、命中率がかなり悪いので使い勝手はあまり良くない。ただしほとんどの建物は1回の使用で倒壊させられ、OKWのT3トラックにも大ダメージを与えられる。

ラケーテンヴェルファーは射程が短いがカモフラージュとリトリートができるのが強み。建物に入れば敵兵がいても大分粘れる。ただし他と違い正面を向けていても乗員にヘビーカバー判定がないので死にやすく、リトリートは早めにする必要がある。マキシムと同じで方向転換が遅く、クルクルに非常に弱いので位置取りと敵車両の誘導、歩兵との連携が必須。

M-42はコマンダー限定のATGで、施設なしでMP200で即時召喚できるのが強み。中戦車以降には頼りないが、軽車両にはほぼ貫通し連射も早いのでルクスなどに効果的。

駆逐戦車

貫通力に優れた長射程の主砲を持つ車両。撃ち合いには向かないものが多い。また歩兵には全く当たらない。

三突Eは駆逐戦車と言えないがここに分類した。T-70とほぼ同じコストで高い対歩兵力と十分な正面装甲を持ちしかも射程が50。対戦車砲や戦車砲3発で死んでしまうので無茶はよくない。

三突Gは動くPakと言える手堅い突撃砲で、対歩兵はからっきしだが射程50で貫通力185の連射の早い主砲で敵戦車に仕事をさせない。最大の強みはVet1から敵車両をスタンさせられるアビリティが使える点で、Pakと違い動けるので使い勝手が段違いであり、パーシングやコメットへの対策として使える。

SU-76は三突Gとよく似た車両で、さらに安いが脆く威力も少し低い。だが魅力も多くあり、まず射程が60と対戦車砲と同じ(つまり動くZis)で、Popが6と対戦車砲よりも小さくてエコロジー、そして弾薬無料で砲撃ができる。設置系が多い東部ドイツ軍相手なら少なくとも動かさせることができるし、OKWのトラックには結構なダメージが入る。そして建物はほぼ1回で倒壊させられる。

SU-85は強い戦車が少ないソ連の希望となる駆逐戦車で、実に鈍重だがパンター・タイガーにも十分通用する強力な主砲を持つ。マップによっては動かしにくいので注意。足が遅くなる代わりに前方に細長い視界をとれるアビリティは実に便利。IV号駆逐戦車/70(V)はSU-85と似た強力な車両だが、当然対歩兵はできないので難しい選択。四駆やラング、JPとよく呼ばれる。

M36は非常に優秀な駆逐戦車で強力な主砲と高い機動性を持つ。欠点はリロードの遅さのみで、シャーマンをいじめるパンターを追い払える。M10はM36の廉価版に見えるが、T34/76と同コストという安さでPopが10と小さく、召喚ユニットなので少佐なしですぐに出てくる。足も爆速なため敵歩兵をどんどん轢殺できる。アーマーカンパニー専用だが実に強力。

重戦車

KV-1はヘルスが高まりさらに固くなったOKWの四号戦車と考えていい。四号戦車は貫通力が110しかないためKVシリーズを相手にするのは無謀。3突Gやパンター・タイガーなら勝てるが、当然Zisの護衛もあるはずなので簡単にはいかない。ソビエトとしてはT-34のように動き回るのは無理だが、中央を支配するにはかなり頼もしい戦車と言える。CP8と早い段階で出てZisを伴うだけで安定するためT3以降がなくても戦えるのも嬉しい。

KV-8は火炎放射か貧弱なAP弾かの切替式主砲を持つ。よほどのことがなければ常に火炎のままでよい。建物やHMGが多い場合などに、Zisで護衛しながら敵歩兵を燃やして修理してを繰り返して敵を崩すのが任務。ATGか駆逐戦車がいないとなかなか止まらない。

KV-2は設置すると射程70となり、主砲は放物線を描いて着弾するため障害物の裏から撃たすと強い。広いAOE半径を持ち強力な対歩兵力があり、車両にも十分な威力を持つ。CP14と遠いことが難点。

チャーチルは前作での印象が悪いため軽視されがちだが、非常に高いヘルスを持つためKV-1よりさらに高い生存性を誇る。主砲はクロムウェルと同じ。機動性に劣る英軍を力強くサポートする歩兵戦車だ。研究が必要なのが唯一にして最大の欠点。

チャーチルクロコダイルはコマンダー召喚のCP13のユニットで、火炎放射は車体前部から出るので主砲も同時に撃てる。だが威力は半分なのでおまけである。特に対OKW戦で威力を発揮し、ラケーテンヴェルファーのクルーを素早く倒せるので相手はパンターやラングが必要になる。ATGで護衛するのが普通だが、ファイアフライで護衛するとOKWとしては全力で戦わないと一方的に負ける相手となる。

チャーチルAVREはRoyalEngコマンダー専用のユニットで、簡易Sturmtigerと思っていい。あれほどの装甲とAOE範囲はないが、リロードは早い。設置系ユニットを倒したり、OKWのT1トラックで粘る相手に差し向けると強い。

ISU-152は固定砲塔版KV-2で、設置しなくても射程が70と長いが前方にしか撃てないのとAP弾とHE弾切替式のため1v1では使いづらい。多人数戦では威力を発揮する場面もあるだろう。

コメットは英軍版パンターで、パンターより若干戦車戦は不利だが歩兵もそこそこ倒すことができる。ただし研究が必要なので真に有効と言える局面はあまりないのが実際のところ。

M26パーシングは米軍版パンターで、パンターよりわずかに戦車戦は不利だが対歩兵力はかなり高い。敵のパンターやタイガーに困るなら1つの有効な対抗策と言える。出して間違いないユニットだが、CP13と遠いので常にこれを狙うのが最良とは言えない。

IS-2はソビエト版タイガーで、前面装甲がKTと同じなのでとても頼もしい壁となる。ただし射程が40と短く、安定して止まって撃てる局面が少なく、前進しながら撃つことで結構外してしまうことがわりとよくある。足も遅いので動き回るのは得策でなく、中央の支配には使えるがマップ全域を支配するにはT-34/76とSU-85のコンビのほうが有効。

タイガーはWehrの希望である。防衛は強いが攻めにくいWehrは資源がとれず20分を超えても四号戦車を出せないこともある。そういう時はT2のままマンパワーで戦い、燃料はタイガーにつぎ込むといい。パンターと同等の対戦車能力があり、歩兵も十分倒せる。唯一の欠点は足がかなり遅いため、タイガーのいない場所は敵の中戦車に悩まされる点だ。無理して前に出ると囲まれるので、他の部隊と連携して戦うことが重要となる。

タイガーエースは燃料いらずMP800のみで出せるVet3タイガーで、負け試合をひっくり返せるほどの強さがある。歩兵も対戦車砲も中戦車もどんどん倒せるため、負け試合からの逆転はもちろん、相手の中戦車軍団へのカウンターとして使われることもある。コマンダー限定なのと、タイガーエース存在中はマンパワー収入が25%減るのが欠点。

キングタイガー(KT)はOKWのラスボスであり、T1T2T3全て設置完了が召喚条件。中戦車では相手にならない前面装甲と強力な主砲を持ち、前作と違い歩兵もかなりの勢いで倒せる。KTを出したら戦車よりも敵歩兵を吹き飛ばしていくのがコツ。相手にする場合は、駆逐戦車を2両使うかリスク覚悟で背面へ回るしかなく、中途半端に相手するのが一番消耗する。対車両が弱いOKWが1v1で簡単に出せるユニットではなく、攻めきるのが一番大事。

ヤークトタイガー(JT)とエレファントは鈍重ながら最強の駆逐戦車。1v1ではまず出番がないが、多人数戦では選択肢に挙がるユニット。

英軍

英軍は車両が多いのであえて独立させた。

携行式対戦車兵器

狙時間

Fire aim time。次弾発射までにかかる時間に加算される

構時間

Ready aim time。初弾発射までにかかる時間

砲撃ユニット

名称	MP	Fuel	Pop	射程	威力	AOE半径	貫通	再装填	直撃率
M21 MTHT	200	40	6	80〜25	80	4	35	8.5(5.5)	12.9%
SdKfz 250/7 MTHT	200	40	5	80〜25	80	4	35	8.5(5)	11.9%
GrW 34	240	0	6	80〜25	80	4	35	9(4.5)	13.3%
M1 81mm	240	0	6	65〜25	80	4	20
PM-41 82mm	240	0	6	80〜25	80	4	35	11(7.2)	17.9%
HM-38 120mm	340	0	10	100〜25	80	6	35	13.5(8.5)	12.8%
7.5cm 歩兵砲	270	0	7	85〜40	80	3	35	9.5(5)	17.8%
75mm Pack Howitzer	380	0	9	80(160)〜40	80	5	85	10(6)	17.3%
3インチ迫撃砲陣地	400	0	8	90〜25	80	4	35	10.5(8.5)	10.2%

()内は砲撃コマンド指定時に変わる場合。ちなみに迫撃砲とOKWの歩兵砲は4発、120mmは6発、Pack Howitzerは3発、迫撃砲陣地は8発。

直撃率は75程度の距離で、土嚢に入ったトミーに直撃、または至近距離に命中した割合。当然RNGに影響される。AOEがあるので実際の有効弾はもっと多い。

各迫撃砲のAOE効果について、半径は違うが威力などは同じ。

MTHT(迫撃砲ハーフトラック)は動けるGrW34と考えて差し支えない。アビリティは異なるが。

コスパで優れているのは間違いなくGrW34。T1から出せて連射間隔が早いため、砲撃戦や家の取り合いではかなり有利となる。

ソビエトの82mmは射撃間隔が遅く、GrW34より不利。特にお互いを目標に指定した際は、4.5秒と7.2秒のリロード速度の差でかなり厳しい戦いとなる。家を取られた際に仕方なく出すか、マキシムとよく連動して使うべき。

コマンダー召喚の120mmはMPが340と高くPopを10も食い射撃間隔も遅い。しかし射程が100と長くAOE半径が広いため攻撃力は高い。一番良い使い方はOKWのT1トラックへ撃つことだろう。

OKWの歩兵砲は実戦で感じた通り最も集弾性が良かった。AOE半径は3と狭いが、よく当たるので攻撃力は高い。射程も100と長いので、作れば仕事はするだろう。問題はT1→歩兵砲というオーダーが可能かどうかである。

米軍の75mmはMPが380と非常に高く、Popを11も食う高級品。だがBキーで砲撃した際は射程驚異の160を誇る。敵の砲撃ユニットをスナイピングすることも可能だろう。通常時は射程80まで落ちる。敵の砲撃ユニットが鬱陶しい時に作るのが現実的か。AOE半径は5と広く強力。

イギリスの迫撃砲陣地はMP400と高いが、2発ずつ撃つので射撃レートはリストの数値の2倍となる。射程も115と非常に長いので、2v2以上ならこのユニットを中心に据えた戦術を考えることもできる。

トップページへ戻る