ユニットデータ一覧表 性能解説

各ユニットの性能、長所・短所を知って状況に合わせたユニットを活用しよう。データは現在のパッチにだいたい更新済み。

• 用語の意味
• 軽車両
• 中戦車
• 対戦車砲
• 駆逐戦車
• 重戦車
• 英軍
• 携行式対戦車兵器比較
• 砲撃ユニット

用語の意味

時間

生産時間。0なら召喚ユニット

的大

ターゲットサイズ。攻撃の被命中率に影響し、厳密には異なるが20は10の2倍弾が当たりやすい

加速・減速・最高速

最高速は文字通り最大速度。加速はスピードの乗り方で、最高速に達するまでに要する秒数は(最高速)/(加速)で求められる。減速も同様に減速のしやすさで、停止するまでの秒数は(現在の速度)/(減速)で求められる

主DPS

主砲の時間辺りの攻撃力。遠距離/近距離として表示。1発当たりのダメージや命中率、再装填時間に加え貫通率も加味されている。距離による命中率の変化などもあるのでわりと参考になる

再装填

1発・1バースト後に次の射撃をするまでの待ち時間。機関銃・砲の場合は数バーストした後に弾倉交換もあるが、ここではその時間や頻度は書いていない。距離により変化する場合は「遠距離/近距離」で表記

主動命

Moving accuracy multiplier=移動中の命中率補正。特に枢軸車両は大きく落ちる

軽車両

序盤から中盤にかけてどの軽車両を投入するかは最もゲームを左右する要素の一つ。慎重にユニットを選択しよう。

軽車両の中での頂点はプーマ。射程と視界が50のためこのクラスでの対装甲力はトップで、全ての軽車両へのアンチとしてはもちろん、足が速いため中戦車に対しても使える。ただし対歩兵力は低く歩兵戦で負けていると使いづらい。またOKWにとってプーマは貴重な燃料を不安定な投資に費やすようなものである。鍵となる敵の車両を倒せる自信がなければ使いづらい。

英軍のMk.III装甲車はスペック上ではプーマを一回り弱くした車両で、研究も必要なため実際のコストはMP355/燃料75と高い。視界も昔は50だったが今は42な上にほぼ歩兵を倒せないので、大抵は生産するメリットがない。

ルクスは優秀な対歩兵ユニットだが動いていると全然当たらない。軽車両の中では十分な装甲を持ち対歩兵力が高いので、対戦車砲をかわしながら停車して敵を削り続けマップをとろう。ラケーテンヴェルファーとセットで動かされるとなかなか倒す方法がない。また軽車両相手なら多少は削れるので、ラケーテンヴェルファーからのトドメにも使える。

スチュアートはやや地味な存在ながらプーマ以外の軽車両に勝つことができる。DPSは低いがライフルを邪魔する軽車両への露払いとして適す。対歩兵力もそこそこあるので、コツコツ修理しながら戦えば終盤まで活躍できる。米軍のAAHTは対歩兵用に出す車両で、射程が長くDPSが高いため対戦車砲さえなければマップを制圧できる。ただしルクスには負けるので注意。

T-70はそのリロード速度とAOE範囲から強力な対歩兵力を持ち、ソ連に不足しがちな攻撃力を大いに高めてくれるため、最速で狙うのが一つの定石。ただし機動性が高いため前に出しすぎないよう注意。対戦車砲は3発目で撃破されるので、相手が3つも揃えている特殊な状況でなければ中央VPなど要所に置きっぱなしでもわりと安定して使える。ただし射線にカバーや残骸があったり、高低差があるとかなり外しまくるので位置取りに注意。

ソ連のM5HTは米軍のAAHTと似ているが、必要燃料が少ないのが特徴。ただし4連装機関銃には弾薬120がかかり歩兵輸送・補充ができなくなるのが欠点。T-70と違いルクスには一方的に負ける。射程が45と長いことだけが唯一の利点で、そのやる気のある発射音に反してDPSはさほど高くない。対戦車砲2発で撃破されることもしばしば。

222は対歩兵力は強力ではないが削るには十分で、2両揃えばT-70に勝てたりもする。視界も50と広いので、これが前線にいると東部ドイツ軍は動きやすくなる。ソ連でも英軍でもスナイパーを作ってきたらアンチであるこれを最速で出すといい。また米軍のM20には一方的に勝てる。必要燃料が30でT3が遅れてしまうのが小さな欠点。

251は東部ドイツ軍のハーフトラックで、歩兵やMG42を前線で補充することで安定感が段違いになる。前作と違い火炎アップグレードは強烈な対歩兵力で、対戦車力がないトミーなどの場合は見た瞬間に逃げなくてはいけないレベル。足も十分速いので対戦車砲で撃破するのは難しく脅威。使う側としては、欲張らずに隙がある敵を素早く追い返す形だとリスクが少ない。

M20は地味に見えるが、足がかなり速く対歩兵力は結構高いので、最速で出すと枢軸歩兵をかなり削れる。キープできればその視界の広さからライフルの動かし方が楽になる。

ソ連のM3A1は扱いが難しく、前作で言うと攻撃力が高いが少し脆く、人が乗れるジープ。キューベルには勝てるので、T1があってキューベルを見たら必ず作りたい。火炎エンジやペナルを乗せて、孤立した敵を狙う戦法はハマれば強い。ただし脆いので早めの修理と無理をしない心がけが必要。

WC51はコマンダー専用の召喚ユニットで米軍版M3A1で(通称ジープ)。乗れば4人まで撃てるのでライフルを乗せて暴れ回ればOKWに対して序盤で大きなアドバンテージを得られる。

中戦車

対歩兵も対戦車もこなせる中戦車はゲームを安定させるために役に立ち、最速で出すのが基本。

東部ドイツ軍の四号、クロム、シャーマンの性能はほぼ同じ。クロムは足が速く歩兵を轢きやすいが歩兵には主砲がやや当たりにくく機銃アップグレードもない。シャーマンは移動中の命中率が高くクルーが降りて修理できる。四号は特に利点はないがなぜか安定感がある。OKWの四号は高いが正面装甲が固いため中戦車で対抗するのは難しい。東部ドイツ軍の4号戦車J型はOKWの4号と同じ。

T-34/76は中戦車の中では最弱だが、当然軽車両には勝てる上に安くPopも小さく数を揃えやすい。対戦車をせずに敵歩兵の削りに徹すると強い。対戦車はSU-85に任せると良い分担になる。T-34/85はコマンダーによってT4から出せる戦車で、少々高いがヘルスが高く安定感がある。M4Cは実は優秀な中戦車だが、レンドリースよりガードモーターのほうが強いので出番がない。

ライフルカンパニーで出るM4A3E8(イージーエイト)は中戦車の中では最強。欠点は高いのとリロードが若干長い点。パンターには勝てないが、相手が4号戦車を出した時にこれが出れば明らかに有利となる。

パンターは260という高い前面装甲と高い主砲貫通力を持つ上に足が速く、戦車戦は非常に強い。欠点は高価でPopが18と高い上、歩兵にはほとんど当たらないので対戦車にしか使えないこと。後部はかなり柔らかいので側面をとられない立ち回りが重要となる。史実では中戦車だがこのゲームでは重戦車なのでボカージュなどを壊せる。

対戦車砲

前作よりも対戦車砲は強化されており、相手が中戦車までなら十分すぎる攻撃力を持つ。ちなみにラケーテンヴェルファーとM-42以外は設置すると前面に対し数人のクルーがヘビーカバー判定となる。前進しても後退しても速度は同じ。

米軍のATGはアビリティ未使用時の貫通力は低いが、MPが安く射角が少し広く、リロードが早い。Vet1から弾薬30で視界と射界を伸ばせる。貫通力アップアビリティ使用中は貫通力が210になる。

英軍と国防はほぼ同等だが、アビリティとしてVet1で英軍は移動速度アップ、国防は一定時間相手をスタンさせ止めることができる。2両のPakがあれば敵戦車はほぼ死亡する。

ソビエトはリロードが遅く貫通力も低い。終盤はSU-85などの戦車に切り替えよう。弾薬30で砲撃ができるのでMGやPakなどの設置型に使うと強い。ほとんどの建物は1回の使用で倒壊させられ、OKWのT3トラックにも大ダメージを与えられる。

ラケーテンヴェルファーは射程が短いがカモフラージュとリトリートができるのが強み。建物に入れば敵兵がいても大分粘れる。ただし他と違い正面を向けていても乗員にヘビーカバー判定がないので死にやすく、リトリートは早めにする必要がある。マキシムと同じで方向転換が遅く、クルクルに非常に弱いので位置取りと敵車両の誘導、歩兵との連携が必須。

M-42はコマンダー限定のATGで、施設なしでMP240で即時召喚できるのが強み。中戦車には頼りないが、設置・持ち上げが早く軽車両には確実に貫通し連射も早いのでルクスなどに効果的。カモフラもできる。

駆逐戦車

貫通力に優れた長射程の主砲を持つ車両。撃ち合いには向かないものが多い。また歩兵には全く当たらない。

三突Eは駆逐戦車と言えないがここに分類した。T-70とほぼ同じコストで召喚でき、射程50なので遠距離から榴弾を発射するが、命中率が悪いので歩兵にプレッシャーを与える程度。

三突Gは動くPakと言える手堅い突撃砲で、対歩兵はからっきしだが射程50で貫通力185の主砲で敵戦車に仕事をさせない。最大の強みはVet1から敵車両をスタンさせられるアビリティが使える点で、Pakと違い動けるので使い勝手が段違いであり、パーシングやコメットへの対策として使える。

SU-76は三突Gとよく似た車両で、さらに安いが弱体化され価値がなくなってしまった。Zisで我慢したほうがいい。

SU-85は強い戦車が少ないソ連の希望となる駆逐戦車で、パンター・タイガーにも十分通用する強力な主砲を持つ。マップによっては動かしにくいので注意。足が遅くなる代わりに前方に細長い視界をとれるアビリティはかなり強い。IV号駆逐戦車/70(V)はSU-85と似た強力な車両だが、当然対歩兵はできないので難しい選択。四駆やラング、JPとよく呼ばれる。

M36は非常に優秀な駆逐戦車で強力な主砲と高い機動性を持つ。欠点はリロードの遅さのみで、シャーマンをいじめるパンターを追い払える。M10はM36の廉価版に見えるが、T34/76以下のコストでPopが10と小さく足が猛烈に速いため、アーマーカンパニー専用だが1v1などでは意外に使えるユニット。

ファイアフライは高価で動きがどんくさい上にリロードが非常に遅いので使いにくい。主砲の威力と貫通率は素晴らしいので、タイガーやキングタイガーを見たら作る程度。ちなみにVetが上がると非常に強力になる。

重戦車・その他

KV-1はヘルスが高まりさらに固くなったOKWの四号戦車と考えていい。四号戦車は貫通力が110しかないためKVシリーズを相手にするのは無謀。3突Gやパンター・タイガーには負けるが、当然Zisの護衛もあるはずなので簡単にはいかない。現パッチではT4で生産する必要があるので微妙で、T-34/85でマップコントロールを得たり、T-34/76とSU-85の組み合わせにしたほうが強い。

KV-8は火炎放射か貧弱なAP弾かの切替式主砲を持つが、常に火炎のままでよい。防御力が高く対歩兵力が高いので、敵が歩兵重視の編成ならT-34でなくこれを作り、Zisで護衛しながら燃やすことでMP地獄に持っていける。中戦車では止められないのがポイント。

KV-2は設置すると射程70となり、放物線を描いて着弾するため障害物の裏から撃たすと強い。しかし設置に10秒、解除に5秒かかり隙が大きすぎるので設置しないほうが良い。広いAOE半径を持ち強烈な対歩兵力なので、戦場の中央での攻防に非常に強い。パンターと正面から撃ち合っても勝つほどの対戦車能力も持つが、回り込まれると弱いので後方に必ずZisが必要。CP12で召喚可能と登場が遅いのは欠点。

チャーチルは前作での印象が悪いため軽視されがちだが、非常に高いヘルスを持つためKV-1よりさらに高い生存性を誇る。主砲はクロムウェルと同じ。機動性に劣る英軍を力強くサポートする歩兵戦車だ。研究が必要なのが唯一にして最大の欠点。

チャーチルクロコダイルはCP11で召喚でき、火炎放射は車体前部から出るので主砲も同時に撃てる超強力なユニット。特に対OKW戦で威力を発揮し、ラケーテンヴェルファーのクルーを素早く倒せるので相手はパンターやラングが必須になる。東部ドイツ軍でもT4からパンターを出すのは大変なので相当嫌なユニット。

チャーチルAVREはRoyalEngコマンダー専用のユニットで、簡易Sturmtigerと思っていい。あれほどの広大なAOE範囲と射程はないが、リロードは早い。設置系ユニットを倒したり、OKWのT1トラックで粘る相手に差し向けると強い。

ISU-152は固定砲塔版KV-2で、設置しなくても射程が70と長いが前方にしか撃てないので使いづらい。AP弾とHE弾切替式だがAP弾のままが無難。ヤークトタイガーやエレファントを出されると使いづらくなる。

コメットは英軍版パンターで、パンターよりわずかに戦車戦は不利だが歩兵も普通に倒すことができる。ただし研究が必要なので1v1ではいらないが、多人数戦では歩兵も倒せるパンターとして戦場を駆け回ると非常に強い。

M26パーシングはCP11で召喚可能な米軍版パンターで、パンターよりわずかに戦車戦は不利だが対歩兵力はかなり高い。対戦車を強化したいがM36ジャクソンでは歩兵を倒せないジレンマを解決できる可能性がある。

IS-2はCP11で召喚可能なソビエト版タイガーで、前面装甲が硬いので頼もしい壁となる。ただし射程が40と短く、安定して止まって撃てる局面が少なく、前進しながら撃つことで外してしまうことがよくある。足も遅いので動き回るのは得策でなく、中央の支配には使えるがマップ全域を支配するにはT-34/76とSU-85のコンビのほうが有効。

タイガーはCP11で召喚可能な東部ドイツ軍にとって心強い重戦車。パンターと同等の主砲を持つ上に歩兵もなぎ倒せ、防御力も非常に高い。足は遅いものの安定感抜群。相手は対戦車砲や駆逐戦車を当てないと止めようがない。SU-85やM36ジャクソンがいる場合は迂闊に前進せず防衛的に使う。

タイガーエースはCP13で召喚可能で最初からVet1。登場は遅いが、最初から加速したり修理するアビリティがあるので戦い方の幅が広い。

キングタイガー(KT)はOKWのラスボスであり、T1T2T3全て設置完了が召喚条件。中戦車では相手にならない前面装甲と強力な主砲を持ち、前作と違い歩兵もかなりの勢いで倒せる。KTを出したら戦車よりも敵歩兵を吹き飛ばしていくのがコツ。相手にする場合は必ず駆逐戦車が必要で、遠距離から削って前に出させない。足が遅く後部装甲は弱いので、背後に回ればあっさり倒せることもある。

ヤークトタイガー(JT)とエレファントは鈍重ながら最強の駆逐戦車。しかし1v1ではほぼ出せず、多人数戦でもこれを出すまで我慢するのは難しい。

英軍

携行式対戦車武器

前作と違い歩兵が持てる対戦車武器は結構強い。燃料で負けていてもヘビーカバーや建物で粘れば戦車も追い返せる。

再装填

発射後、次弾発射までに実際にかかる時間。狙時間を加算済み

狙時間

Fire aim time。次弾発射までにかかる時間に加算される。ここでは無視していい

構時間

Ready aim time。初弾発射までにかかる時間

東部ドイツ軍ではPGがシュレック2本持ちでき、威力も貫通率も高いので攻撃力は中戦車や対戦車砲よりも高い。対戦車砲は射程は長いものの動かしにくく、砲撃などにも弱いのでPGと組み合わせると効果的。PG自体のターゲットサイズが0.8と小さいため回避率が高いのも強さの一つ。手負いの戦車への追撃にもかなり有効。シュレックを装備すると対歩兵力は激減するので、普段は温存して戦車の迎撃に使うイメージ。

OKWではシュレックを工兵が1本装備するか、フュージリアが2本装備することができる。ラケーテンヴェルファーの射程が短く使いづらいので選択肢には入るが、OKWは弱点を補うよりも歩兵の武器アップグレードや燃焼手榴弾などでガンガン攻めて押し込むほうが強い。あまり装備することはないだろう。

バズーカとPIATはシュレックに比べるとかなり見劣りし、米軍ならシャーマンやM36ジャクソンを作るべきだし、英軍なら対戦車砲と中戦車を組み合わせて戦うべき。リアエシュロンや工兵に持たす手もあるが、弾薬の浪費に終わることが多い。

ATライフルは威力40と弱そうにしか見えないが、ヘビーカバーや建物内なら軽車両に余裕で勝ち、中戦車相手でもそれなりのダメージを与えられる。序盤でルクスや222相手に対戦車砲を作ると歩兵戦が辛くなるので、ガードやペナルで粘って相手に仕事させないのはかなり有効。シュレック持ちと同様に温存を心掛けること。

砲撃ユニット

MTHT(迫撃砲ハーフトラック)は動けるGrW34と考えて差し支えない。アビリティは異なるが。

コスパで優れているのは間違いなくGrW34。T1から出せて連射間隔が早いため、砲撃戦や家の取り合いではかなり有利となる。

ソビエトの82mmはGrW34より少し性能が悪いが、6人組でタフな上に弾薬を使って視界を取れるので使い勝手が良い。

コマンダー召喚の120mmはMPが340と高くPopを9も食う。しかし指定砲撃は射程が100と長く(自動砲撃は80)AOE半径が広いため攻撃力は非常に高い。前衛の歩兵の後ろで撃つだけで強い。

OKWの歩兵砲は精度が良く攻撃力は高い。射程も指定砲撃では100と長いのでMGを狙ったり敵兵をカバーから追い出したりと仕事する。

米軍の75mmはMPが340と高いが、指定砲撃では射程が115もあるので砲撃戦ではかなり強い。通常時は射程80まで落ちる。AOE半径は5と広く強力なので、これでじっくり敵を削る戦術もあり。

英軍の迫撃砲陣地はアップグレードするとMP350と高いが、2発ずつ撃ち強力。指定砲撃では射程115と非常に長いので役に立つが、当然動かせないので守るユニットを常に必要とするのが最大の弱点。作るなら防衛のことを常に考えよう。

トップページへ戻る