常識すぎて誰も語らないバイク話

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バイクのお話

バイクへの考え方や接し方、また実際のところとかを自分の経験を交えて書いています。

バイク乗りの装備品の選び方!「グローブ編」

作成:2017年12月30日
カテゴリ:バイクのお話

今回は趣向を変えて装備品、グローブについて少し書いてみようと思います。また楽しい雰囲気にするために試験的にこちらの方をお呼びしてまーす。どうぞーイナズマくーん!

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だからー、出すのか聞いとんじゃボケ! ギャラやギャラ! なにー、もう始まってる? 知るかボケー!

えー、類稀なる残念な出演となってしまいましたが、こちらがイナズマくんです。どうぞよろしくお願いします。

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オー! ボランティアでやる気なんてないぞー! こうなったらぶち壊したるから覚悟しろやー! あほくさ!

これはとんだ招かれざる客となってしまいましたイナズマくんです! ちなみに書いてる人は関西弁をよく知らないため違和感ある部分がありますが、ご了承ください。

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そんで、ちゃっちゃと始めーや! いつまでやるつもりなん自分!

それでは早速参ります。まずはこれー!

素手

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オー! ワレ舐めんのもいい加減にせーや! グローブ言うてるのになにが素手じゃボケ! 大体なんじゃーこのふざけた絵は! 先の割れたチン○2本生えとるやないかい!

当サイトでは下ネタ禁止なのでご了承ください。その通り、素手でバイクに乗っていいことは1つもありません。原付でも必ずグローブは付けましょう。少しの距離を移動するだけならまあいいですけど。

素手だとレバーにダイレクトに指が当たってちょっと痛いし、転んだ時には盛大に皮が剥けてしまったりします。必ずグローブを! スデ!ダメ!ゼッタイ!

素手はダメでしょー、ということでお次はコレ!

軍手

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ボケー! 作業員のおっさんやないで! それに何やこの画像! 何が楽しくてサムズアップしてるんや! しばくぞコラー! ほんましょーもないで!

はい、その通り! 素手よりは100倍マシですがバイク用としては及ばないのが軍手です! もう見た通りの隙間だらけで防寒効果もわずかしかありませんし、転倒したら普通に破けます。そして何よりカッコ悪い…。これでスーパースポーツ乗れとか言われたら相当な罰ゲームと言えるでしょう。

ちなみに寒いからとこれを二重三重に付けていくと、逆に血行が悪くなって手が冷たくなるので注意!(体験談) ってやる人いないか…。

ここまでは論外として、次はこちらー!

ゴム手袋

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コラァ! バイク用言うてるのになんでゴム手やねん! しかもなんや、わいらの知ってるゴム手とちゃうで! えらいごっつい耐油性のやつやないかい! こんなんで運転できるかいボケー!

はい、私もゴム手袋付けてバイク乗ってる人はこれまで見たことがありません! 意外ですね! ただし雨が降ってる時には結構使えますよ!(体験談) もちろん水を通さないし、グローブが濡れて寒くならないからかなり快適! ツーリング時には是非ゴム手を!

これで終わらすのもなんなので、ゴム手のいい動画が見つかってので貼っておきます!

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ホラー動画やないかい! ビビルわぁ!

とんでもありません、人類の英知を結集したゴム手袋大量生産動画です。

3シーズン用グローブ

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ようやくまともなグローブやんけ! いきなり真面目になりおったからコメントないわ!

それがイナズマくんの限界でしょう。もう引っ込んでてください。

バイク用グローブとしては一般的な分類なだけあり、様々な種類のものがあります。写真のものは簡易的なプロテクトも付いたスポーツ走行用グローブで、管理人が愛用しているものです。

全体的には、それほど厚手でないため操作性がよく、価格も1000〜8000円くらいまでが中心です。ハーレー用など、ファッション性を重視したものもあります。ただしプロテクターに関してはないものがほとんどで、付いていても簡易的なものとなります。

安く操縦性が良いため使い勝手に優れ、普通グローブと言ったらこれがイメージされます。3シーズンですが、「春夏秋」か「秋冬春」かはグローブによりますし、人によっては4シーズンになってしまうこともあります。まあ大雑把に3シーズンと言ってると思ってください。

プロテクターが付いていないものは街乗り・ツーリングに適し、プロテクター付きのものは加えてスポーツ走行にもバッチリです。ただし300キロ出るような大きなサーキットでは防護性に少々不安がありますので、レーシンググローブのほうが推奨されます。

夏用グローブ

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暑い夏には涼しいグローブやないと乗ってられんからのー。

3シーズン用グローブを薄く涼しくしたものと言っていいでしょう。薄手にして各所にメッシュ部を設けて風通しを良くし、手が汗ばみにくくなります。

プロテクターが付いているものもありますが、全般的に簡素な作りのものが多く操作性は非常に良いものの、見た目がカッコ悪いものが多いです。薄手で安っぽく、メッシュばかりとなるとどうしてもデザインはイマイチになります。

しかし身につければ評価は一変し、風通しが非常に良いため手の快適さが段違いとなります。また素材的にそのまま洗濯できるものが多く、使い勝手が抜群です。

ただし夏以外では寒いくらいなため、「無くてもいいけど夏に乗るならできれば欲しい」というのが夏用グローブです。安いの1つあればいいかと。

冬用グローブ

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冬に乗るやつの気が知れんのー。どうしても乗れいうならこういうの我慢して付けるがのー。

夏用グローブとは全く逆に、厚手で風を通さないようにして防寒性を高めているのが冬用グローブです。これを付けたからといって手が全く寒くないということはないのですが、だいぶ耐えやすくなります。

ただし厚手ということはそれだけ操作性も悪化するということであり、とくにブレーキレバーを操作する指先の感覚に要注意。指先からグローブが余って空間があるものはブレーキ調整が困難なので選んではいけません。できるだけ指先がグローブにフィットしているものを!

この辺りは個人差があるので、特に冬用グローブは必ずお店で試着する必要があります。自分に合ったものが見つかれば、3シーズン用のように違和感なくスポーツ走行できるものもあります! 写真のはライコランドで買った2000円の安物ですが、暖かいし全然スポーツに使えます!

冬は短距離なら3シーズン用グローブでも耐えられますが、基本的には冬用グローブを付けるべきです。指先が冷たく感覚がしっかりしていないとブレーキングがうまくできないです。冬は乗らない人を除き、必ず必要となります。

レーシンググローブ

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ゴツゴツしてて操作しにくいから嫌いじゃのー。

レーサーが付けているカッコイイグローブがレーシンググローブです。防護性を重視し、しっかりしたプロテクターが手の甲から手首まで覆っているのが特徴です。指関節までしっかりした防護がされています。

サーキットならこういったグローブを付けるべきです。デザインもカッコイイため映えるし、気分を盛り上げてくれるでしょう。

ただしいいことばかりでなく、まずレーシンググローブは非常に高価です。ちょっと簡易的な安いものでも8000円くらいからで、高級モデルとなると2万超えは当たり前になります。

プロテクターががっつり付いていて厚手なので操作性は本来良くないのですが、それではスポーツ走行に使えないのでちゃんと動かせる作りになっています。しかし高級モデルはともかく、安物はやはり操作性がイマイチのものが多く、私はあまりいい印象がありません。良いものは高いし…。

冬用グローブ同様、レーシンググローブも必ず試着してから購入すべきです。安いからとネット上で購入して、指先が動かしにくかったら意味がありません。(体験談)

またショートグローブとロンググローブがありますが、ちょっとどちらがいいのか比較したことはありません。しかし防護性能を考えればサーキットで使うならロングタイプで、サーキット以外で使うならショートタイプという考え方なのではないかと思います。

グローブの買い方

既に本文で書いているように、必ず店で試着してから買うべきです。手の大きさは個人差がありますから、自分に合っていなければストレスになるだけです(店で試着してネットで買うセコ技もありますが…。)

揃え方としては3シーズン、夏、冬、レーシンググローブの4つ全てあれば完璧ですがそれは難しいと思います。個人的にはプロテクター付きの3シーズンと冬用グローブの2つがあれば何とかなるんじゃないかと思います。私は2つ合わせても6000円くらいの安物を使っております(笑)

それとプロテクターの有無ですが、私がこれまでジムカーナ含めて10回以上転倒した経験から言うと、普通のスリップダウンだと手の甲を地面に着くことはほとんどないためプロテクターの有無はほとんど影響しません。しかしハイサイドなどの酷い転倒をすると手の甲を着いてしまうことがあるので、スポーツ走行するならやはりプロテクター付きのものを使うべきです。

ところで試験的に入れたイナズマくん、扱い方難しいなー(笑)

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