常識すぎて誰も語らないバイク話

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バイクのお話

バイクへの考え方や接し方、また実際のところとかを自分の経験を交えて書いています。

ステップワゴンをトランポに使うメリット・デメリット

諸事情あって現在はステップワゴンを手放してしまったのですが、改めてステップワゴンをトランポに使う際の利点・欠点を考えてみたいと思います。

作成:2024年2月26日
カテゴリ:バイクのお話

サーキットやジムカーナで見かけるトランポの割合(私感)

  • ハイエース(+キャラバン):4割
  • ミニバン:3割
  • 軽バン・軽トラック:2割
  • その他:1割

※大きなサーキットやレースなど、ガチ度が高い場所ほどハイエース率が高くなります

お金持ちが多いのか、やっぱりハイエースが一番見かけます。

ミニバンの中ではステップワゴンが強い

ミニバンの中で最も多いのがステップワゴンです。理由は恐らく、

  • 車内空間がミニバンの中では広い
  • モデルによるが中古車の台数が豊富で車体が安い
  • ホンダ

が理由かと思われます。私はRF5のステップワゴンを6年ほど乗っていましたが、トランポとして非常に優秀だと思いました。

唯一の不満は車体右側のドアは運転席の1枚しかなく、バイクを積むと運転席後ろ側のスペースが非常に使いづらいことくらいでした。トランポなら左右とも2枚ドアのほうがおすすめです。

ホンダがこんな不便な仕様にしたのは剛性と重量の問題でしょう。実にホンダらしいですが実に不便です。

ハイエースとステップワゴンの違い

ハイエースと比べると

  • 車体価格が圧倒的に安い(ただし手放す時、ハイエースは過走行でも高く売れると言われている)
  • 積載量では勝てず、もう少し積みたいと感じることも
  • 燃費はステップワゴンの方がマシ
  • 乗り心地は乗用車であるステップワゴンのほうがいい
  • 最大積載重量は全く敵わないが、トランポとして問題になることはない

バイクを複数台積みたい・泊まりで荷物が多いなどでなければステップワゴンで困ることはないと思います。しかしレースをやってるなどで、工具・スペアパーツなどを常に大量に載せたい場合はステップワゴンでは積み切れない可能性が高いです。

なのでレースや遠征する予定があるならハイエースのほうがオススメで、そうでなく趣味でサーキット走行を楽しむ程度ならステップワゴンで十分でしょう。ハイエースなら間違いないとはいえ、車体が高いので年収が高い人でないと厳しいです。

軽バン・軽トラックとステップワゴンの違い

サンバーやバモスなどの軽バン・軽トラックと比べると

  • 車体価格は安い
  • 積載量が圧倒的に勝る
  • 乗り心地もステップワゴンのほうがいい
  • バイクを積んでもリクライニングでき、休める
  • 取り回しは軽のほうが楽なので、自宅駐車場が狭いなら軽のほうが良い
  • 税金はステップワゴンのほうが高い
  • 軽トラの場合、屋根がないのでバイクが濡れる心配がある

個人的にはステップワゴンのほうが良いと考えています。

やはり積載量の差は大きく、軽は狭いのでバイクを載せるのがまず大変だし、他の荷物はほとんど載りません。一部の車種を除いて助手席を外すことを真剣に検討することになると思います。またバイクを載せるとリクライニングできないことがほとんどですので、車内で休めないのはかなり辛いです。

サーキットやジムカーナに行くなら、発電機・タイヤウォーマー・前後スタンドなど荷物がどんどん増えていくので積み込みがかなり大変です。

トランポとして使う上での軽のメリットは、車体が小さいことくらいではないでしょうか。バイクの積み下ろしにはある程度のスペースが必要なので、自宅駐車場が狭い場合はアリかもしれません。

軽は税金が安いですが、車体はステップワゴンのほうが安いのでコスト的にも大差ないです。

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