ジムカーナでの8の字 下書き
DR-Z400SMでの乗り方のメモです。
基本的な動き
フロントブレーキをリリースし終わったら、舵角で小さく回るために上体を後ろに引き、内側へひねりながら少しリーンアウトへなるように外側へ逃がす。これで上体にかかる遠心力を逃がせるため大きく切れ込む。
出口でリーンアウトになっているため、次のコーナーへはリーンインで入っていくことになる。
前輪が十分に向きを変えてから一気にアクセルを開ける。その時にハンドルを近くに持つように上体を伏せ、外側ステップを踏み込んで尻を少しだけ浮かす。アクセルを戻して切り返して入っていき、バイクの寝かし込みが落ち着いたら尻をシートへ落とすとリズムよく入っていける。
上体はリーンインのまま、進むごとに少しずつ落としていき滑らかに抜重。尻と太股の境目のところでシート内側に強く踏ん張り支えにして、内側の脇腹を伸ばしながら上体をインへ突き出して内向力を強める。
前ブレーキを使う直前に後ろブレーキを軽くひきずり始め、舵角が強くついて安定する頃までずっと掛け続ける。前ブレーキはできるだけ突っ込んでから遅いタイミングで、強く短く掛けて滑らかに離していく。
減速Gには第一に内側のシートで踏ん張り、次に外側ステップの踏み込みとヒールガードで踏ん張り、補助として外側のタンクを外膝で押さえて、そして必要なら内側の膝も使ってニーグリップしていい。着座位置が前後してはいけない。
リーンインかリーンアウトかはそれほど重要ではないはず
全く影響がないわけではないが、ジムカーナほどの極低速域だと上体が内側か外側かに大きな違いはないはず。それより大きいのは場面場面で上体が先行して動くことで一時的に抜重が起こり、バイクの挙動がスムーズに移行すること。
立ち上がりでバイクが加速する前に前傾、ターンインに従い上体を落としていき、ブレーキリリースしながら上体を内側へひねってリーンアウトにしていく。
バイクは本来、ジムカーナの速度域でメリハリのある動きをするのは困難。要所で上体を先行動作して人間の荷重を抜くことでバイクの挙動変化を促す。
メモ
- 立ち上がりは外側に向かって出て、パイロンへは大きく外側からバンクしながら入る。回転も同様。
- 常に後輪がどこにあるかを意識する。立ち上がりの時に後輪がパイロンのすぐ脇を通る。
- リアブレーキ→車体が寝る→フロントブレーキのリズム。