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ライディングテクニック鍛錬の間

街乗りから峠、サーキットまで通用するライテクを書いています。

練習用にバイクを増車することについて

増車というのは贅沢この上ないことです。サーキットでの練習を視野に入れて、掘り下げてみます。

作成:2020年5月27日

今乗っているバイクで練習できない?増車は必要?

これはもうケースバイケースとしか言いようがないです。

例えば既に250cc以下のスポーツバイクを持っているならば、それをサーキット仕様へ仕上げていくほうがいいでしょう。

これがネイキッドやメガスポーツのようなスポーツ走行に向いていないバイクならば、絶対に増車すべきです。こういったバイクはピュアにスポーツできないため、どうしても「そういうバイクでしか通用しない乗り方」の練習にしかなりません。どうしてもそのバイクを乗りこなしたい場合を除いて、避けるべきです。

またサーキット走行は街乗りに比べて、大事なマシンを傷つけるリスクが大きいことにも注意が必要です。愛車を気に入ってるでしょうから、サーキットには転倒してもOKな専用のバイクを使ったほうが後悔は少ないでしょう。

綺麗なスーパースポーツに乗っている場合も同様です。やはり傷が付くとショックが大きいため、もっと小さなバイクでみっちり練習してから、その後の本番用として大事にとっておくべきです。普通の人は思い切れないはずですから。

今はヤフオクやツイッターでわりと気軽に売却できるため、十分に練習できたら練習用のマシンは売ってしまうという手もあり、一時の我慢と考えることもできます。でも逆に練習用のマシンが気に入ってしまってメインマシンになることもありますよ。

安く済ませるにはレーサー仕様(ナンバーなし)もアリ

街乗りに使っていたようなノーマル車をサーキット仕様にするには金がかかりますし、税金などもかかります。

そこでこれはバイクを積めるトランポを持っている人限定ですが、サーキットを走っていたであろうレーサー仕様(ナンバーがなくて公道走行できないバイク)の中古を買うという手もあります。普通のバイクに比べ明らかに割安で、色々なパーツが最初から付いていることが多いです。

そのバイクでレースをするとかずっと乗り続けるという場合は、素性がわからないレーサーは怖いですが、練習用として使うには最適と言えます。一番良いのは、ツイッターやリアルの繋がりの中で手放す人を見つけることでしょう。

どうせサーキット練習用であるならば、タイヤはスーパーコルサのようなタイヤウォーマー必須のタイヤを履くことがほとんどなので、一般道を走ることはあまりないでしょう。任意保険も要らなくなるしナンバーがなければ税金も車検もないため、維持費を抑えられます。

これの欠点はトランポを持っていなければできない点で、サーキットに興味があればぜひ車はトランポにしたほうがいいと個人的には思います。もっとも大きな恩恵はタイヤウォーマーを使えることで、走りに集中できることです。自走で速い人もいるので必須ではないですが、全力で上手くなりたいならぜひトランポを。

ただしまだスポーツ走行に慣れてない人は山道などへ行けなくなってしまうため、サーキットだけというのは敷居が高いでしょう。そういう人はナンバー付きのバイクのほうがいいと思います。

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