2017年10月7日「バンパー外しにプラグ交換!」
先日、このサイトを通じて知り合った同じC型乗りの友達に私の10Rを整備していただけました! 恥ずかしながら私は整備が苦手で、これまで最低限のメンテナンスしかしてきませんでした。しかしその友達のご厚意で様々な作業を行っていただきました!
その日に行われたメニュー。
- ジムカーナバンパー(SSB)外し
- プラグ交換
- エンジンのサイドカバー交換
- フェンダーレス化
ジムカーナバンパー取り外し!
私は以前、この10Rでジムカーナを本格的にやろうとしていました。すると転倒した時に車体が破損しないようバンパーの導入が必須になります。そこで有名なSSBというバンパーを取り付け依頼し、11万(!!)という大変高額ながらワンオフでバンパーを取り付けてもらいました。
バンパーあるなしの違い。この写真だとわかりづらいですが結構スッキリしました。
このような形状になっていて、エンジン横のサイドカバーが接触する以外は回避できるようになっています。
転倒確認も無事通過! 付けてもらってすぐに検証しましたがこの通り大丈夫なのです。
ジムカーナの練習中にもう6回くらい転倒してますが、被害と言えばエンジン横のサイドカバーのみです。普通ならもうバキバキになってしまっているところですね。
このバンパーはもちろんあったほうが保護になるのですが、付け外しがかなり大変で、カウルの取り外しを伴う作業が困難になってしまうので一旦外してしまいました。また付けるかもしれませんがまだわかりません。
プラグ交換
私が中古で買ってからプラグ交換してなかったので、この機会にやっていただきました。ただしC型はプラグ交換が大変で、「シート→タンク→エアクリーナー→サイドカウル→サブフレーム」と色々外す必要があります。しかも私の10Rの場合、バンパーを外すためにアッパーカウルまで外さなければならず本当に大変でした!
以下、全行程を撮っているわけではありませんが、作業風景です。
タンクを外すためにまずここを外す。
シートを外すとこのネジにアクセスでき、タンクを外せるようになる。
確か燃料ポンプのカプラー。これがとてつもなく固くコツがいります!
タンクに繋がる2本を外し、タンクを取り外したところ。右側のがエアクリーナーボックスで、「汚い。汚い。」と何度も怒られました! 実はタンク一度も外したことなかったので、当然掃除もしてなかった…。
軽く拭いていただき(笑) 今度はエアクリーナーボックスの蓋を開ける。ここはプラスネジです。
ゲートオープンです! エアフィルターが見えます。これが大変汚かったため、交換すべく後日注文しました!
プラグの真上に当たる部分のダクト。うん、やっぱり汚い(笑) 10Rが可哀想…。
このエアクリーナーボックスを外すためにはラムエアダクトを外す必要があります。一番いいのは、フレーム側に押し込んでしまうことだそうです! そしてエアクリーナーボックスは回しながら持ち上げることで車体から取り外せます。
ようやくここまで到達しました。4本のプラグが「見える」状態です。
ゴミが入るといけないので塞ぎます。
なんかやる気のない平仮名が書いてあるんですが…はて…。
取り外したプラグと新品のイリジウムプラグ。かなり汚いですね。交換してよかった! 真ん中側の2つ(画像でいう「にー・さん」)はこの時点で交換できます。
通常はここでサイドカウル→サブフレームと取り外せば両外側2本のプラグを交換できるのですが、私の10Rの場合はバンパーが取り付けてあり、サイドカウルを外すためにはバンパーも外す必要があることが発覚! そしてそのためにはアッパーカウルも外す必要が出てしまい、より大変になってしまいました!
無事に左側のサイドカウルとバンパーが外れ、左側のサブフレームを外しているところ。
ここまできてようやく左側のプラグを外せる段階になりました! しかしこのプラグカバーが固い! プライヤーで強引に引き抜く他ありませんでした。
プラグ用のソケットにはめたプラグを指でプラグホールへセットしたところ。あとはこれにハンドルを取り付けて回すだけです。間違ってここにものを落とすと大変なので緊張の作業です!
左側のプラグ交換が終了したので、今度は右側。左側と同様にバンパーとサイドカウルを外していきます。
すっごいしっかりしてるバンパーなので、取り外すのも大変です。色々なネジに共締めされています。
このバンパーがなければ作業はもっと楽だったのですが…。
サブフレームと共締めされています。ここはこういうメガネ型のレンチ(名前不明)がないと時間がかかりすぎます。ここのネジは14mmの工具で回せます。
これがサブフレームです。ないとダメなのかな…。整備性とか考えられてません。
あともう少し!
取り外したサブフレームがこちら。
するとこのように横からプラグが外せるようになります。
上側から見るとこうなる。フレームが本当邪魔です。無事に4本のプラグを交換していただきました。
あとは元に戻すんですが、ここで転倒で割れてしまったエンジンのサイドカバーを交換していただきました。
エンジンサイドカバーの交換
事務茶屋という、非公式のジムカーナ大会で転倒した時にカバーが割れてしまい、それをその大会で知り合ったA級選手の朝野さんになんと応急処置していただいたのです! あの時は本当にお世話になりました。
この通り、パテを盛ってエンジンオイルが漏れないようにしていただきました! 応急処置でしたが、これでごくわずかにしかオイルは漏れないようになりました。その後、交換用カバーを買っていたのですが取り付けに不安がありそのままでした!
5本のネジを外すのですが、転倒のため右下のネジは削れてしまっています。そのままでは回せないので、このカッコイイ工具バイスプライヤーで外していただきました!
ネジは取れたものの、パテで固着しておりカバーが外れない。マイナスドライバー+プラハンで外します。
中身はこんな感じ。左の歯車が回ることで右側のセンサーが反応し、点火タイミングを調整するそうです。
パテがなかなか取れないので、彫刻家のようなアートな作業を伴いました。パテをひたすら削る削る。
古いカバーにはパッキンがあるので、これを新しいカバーに付け直します。
カポッ。10R! 新しいカバーよ!
この通り、カバーが新品になって超スッキリ!!
これでようやく作業は終了したので戻していきます。
戻し!
サブフレームを付け直します。
こちらもサブフレーム。この通り、1つ1つのネジに丁寧にグリスを塗っておられました! 小さな積み重ねが大事です!
こちらは遮熱板だそうです。効果があるのか不明ですが。
今度は左側のサブフレーム。
これもサブフレーム。
遮熱板はサブフレームと共締めです。何もガイドがなく自由度が高すぎて、取り外す時に覚えておかないと付け方がわからなくなります! この画像の取り付けは間違っていたようです!
右側は元通りになりました! バンパーがなくなった姿は久しぶり。
そして左側のサイドカウルですが、バンパー取り付けのためにいくらかカットされているのと、度重なるパイロンへの接触で割れてしまっている部分があります。
そこでドリルで穴を開けてタイラップで結ぶという、フランケンシュタイン作戦発動。無事に補強されました。
そして無事左側のカウルも取り付けです!
そしてもともとあったフェンダーレスキットを外し、よりすっきりしたフェンダーレス仕様にしていただきました。もうここまでやっていただいて感服にございます!
テールランプもLEDのものに変更し、精悍なテールビューに!