常識すぎて誰も語らないバイク話

ベテランライダーがバイク乗りの考え方、実情、ライテクなどバイクの世界を語ります。
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SUZUKI DR-Z400SM

SUZUKIが超本気を出して作った400cc最強モタード! 力強いパワーと足の良さは大型乗りさえうならせる!

2018年6月16日「貸切状態のトミンで2時間半走りっぱなし」

この日は完全に雨の予報だったため、「雨の中走る練習をしよう」と行ったところ雨は早朝で止んでしまい、なんと自分だけでした! DR-Z400SMで走るのが楽しくて仕方なく、一度も休憩を入れず2時間半も走り続けてしまうほどでした!

作成:2018年6月18日
カテゴリ:SUZUKI DR-Z400SM
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↑水掃きをしてくれた運営のお兄さん

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↑DR-Z400SM、車体はカッコいいんですが…。

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↑どう見てもライダーが胴長…。

ここ最近、色々試していて得ているものはある気がするもののタイムが縮まらず苦戦しているため、雨の中走ったら得るものがあるのではないかと思い、雨の天気予報に逆らうがごとくトミンに行くことにしました。

そうしたら当日はなんと早朝に雨が止んでしまい、参加者は私のみ。超ラッキーと思い、楽しすぎて休憩を一度も入れずにずっと2時間半も走り続けてしまいました。路面がほぼドライになってきた最後の方で、タイムはずっと30.5秒で周回し続けてました。

DR-Z400SMとのシンクロ率はかなり高まったものの、トミンを走るにはパワーが足りない現状の車体でこれ以上大きくタイムを削るのは自分の腕では難しいかなぁって感じです。

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ウェットの中、恐る恐る走り始める。

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↑人気のないパドックが不気味。

↓路面がハーフウェットでビビりながら探り探り走ってます。タイヤはα-14 前後冷感1.6。

↓路面がほとんど乾いて、完全に貸切状態で走りっぱなし。ライディングフォームは相変わらずカッコ悪い(笑)

DRZでは定番の社外マフラーとFCRキャブへの交換でパワーを上げれば30秒は切れる感じはします。いくらミニサーキットでパワー差は大きく影響しないとは言え、タイムを縮めていくにはやることをやらないと無理です。29秒切ってる人はみんな加速が超速いですからね。現状では開けはじめのトルクは十分なのですが、中回転域から上のパワーが全然足らないため前に進んでない。

でもこのバイクはジムカーナ用に買ったものなので低速域での扱いやすさを考えて純正から交換したくなく、また音が大きいと変に目立って恥ずかしいし近所迷惑にもなるので、交換しなくていいかなと思っています。血眼でタイムを縮めたいわけではなく、走りやすく楽しいDR-Z400SMで上手くなりたいという考えだからです。

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↑立ち上がり加速中にガス欠になりすごい体制になりながら立て直して給油に戻りました。

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↑終わりが近づく頃にはほとんどドライの状態に。

とにかく脱力! リラックスして走る!

今回の2時間半1人耐久レースで学んだことはこれでした。

私は体力がなく、いつもなら20分くらい走ったら疲れてしまい休憩が必要になるのです。特に第一コーナーでなぜか大きく疲れてしまいペースが乱れる感じでした。

そこで今回は目標を掲げていたのです。ウェットであることもあり、とにかく丁寧にシンクロ率を高めて質を上げていこうというもので、その走り方は先日書いたライダースクラブのものです。ライダースクラブのライテクは「とにかく無駄なことはせず、シンプルな操作で車体の旋回性を引き出そう」というもので、私も一度そこから見直さないとなぁと思っていたところでした。

今回そこから学べたことは、

  1. 足・膝で車体へのホールドは完全に
  2. 旋回中は完全に脱力してリラックス、アクセル全閉で車体の寝かし込みをさせる

というところです。特にホールドとリラックスは基本とされてますが、私はうまくできてなかったなぁと実感しました。これができると疲労度が断然違い、長時間同じように走れるようになるんです。またブレーキ・アクセル操作をした時に体の無駄な動きがないため荷重が安定して、バイクにダイレクトに荷重が伝わることで車体の状態もよく伝わってきます。

まず第一コーナーは寝かし込みながらブレーキを素早く緩めていって早い段階で惰性で走る感じにするといい感じです。動画を見ても分かる通り、ソファーにでも座ってるがごとくの脱力具合です(笑) 私が試してみた限りではトミンの第一コーナーは「とにかく何もしない!」が一番大事ではないかと思っています。もちろんフォームは大事ですけど。

そのためにはターンインの時の操作が重要で、ここでその後どういうふうに曲がっていくかが完全に決まり、一度ターンインしたらあとはその流れで曲がるだけだからとにかく脱力することだけ考えるのではないかと思います。今まではコーナー途中でも「もっと曲がれ…」と無駄に力が入ってたりしてました。

それとターンインではモタードのDR-Z400SMの場合、SSと違って体重移動しすぎないで、むしろ体を後ろに引いてフロントを軽くしたほうが曲がります。尻はほんの少し内側に移動させるのですが、立ち上がり加速で少し前傾させた上体をブレーキングの直前で勢いよく後ろに引いて、ターンインしながらも上体は後ろのままです。

前輪荷重が足りなくなるように見えますが、むしろフロントへの負担が減っている状態で動きの良いフロントフォークとブレーキによって絶対的な安定性が出て、前輪が危ないということは一度もありませんでした。エンジン搭載位置がやや後ろなことを見ても、DR-Z400SMは後ろ乗りを想定されてると思います。

それと動画では全く見えないところですが、今回は最初に完全にウェットの中を走っていたこともあり、とにかくシームレスに急がつく動作をなくして走ろうとしていました。その1つが上半身の向きです。

上体をコーナー内側へ捻る行為、これはバイクとの一体感が損なわれ荷重が安定しなくなる一因でもあるため、車体・タイヤの性能が上がっている近年ではむしろやらないほうが良いとされているものですが、トミンのようなミニサーキットで旋回性を出すには必要だと私は思います。大きなサーキットでは多分、しないほうが良さそうです。逆にジムカーナではする人のほうが多いと思います。

今回の走りでは、ターンインの早い段階ではむしろ正面を向くことを意識して直進安定性を出して、フルバンクになっていく過程でスムーズに内側を向いていくようにしました。するとやはり上半身にかかっている慣性力をかわす効果があるので車体が寝る。確かにちょっと荷重が不安定になる部分はありますが、でも抜重して車体を寝かすメリットのほうが大きいと感じました。

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↑ブレーキの使い方がラフだからか、フロントタイヤは少し荒れてますが他は綺麗に使えてると思います。

DR-Z400SM 最強説を提唱致します

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ライディングは様々な操作が組み合わさって成り立つものなので一概に何が良いと言えないのが難しいところですが、1つ1つ試行錯誤していきたいと思っています。そのためには、DR-Z400SMのような乗りやすく素性の良いバイクは最適だなぁと強く実感し、そして本当に凄い良いバイクだなぁとしめじめ思いました。

買うときはここまでオールラウンドに活躍できると思ってなかったんです。街乗りとツーリング超楽しい、山道とミニサーキットは乗りやすい、ジムカーナにももちろん最適という、こんなバイクなかなかないと思います。

中古車相場が400ccとしては高いのはありますが、この完成度を考えれば妥当な価格かと思います。だって70万円でSS買ったらサーキットと山道はいいですが、街乗りツーリングにそれほど向いてるわけではないし(飛ばさないといけない)、もちろんジムカーナにはそのままでは使えません(お高い改造が必須)。転倒してもほとんど壊れないし燃費もいいし、タイヤも太くないから高くないし…すごい最強。

何より大事なのは、乗りやすくてとても楽しいということですね! 恐怖感がないって本当に素敵!

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