ズバリ!C型のここをいじれ!第二弾(ポジションセッティング編)
前回のフロントブレーキ編に続き、今回はポジションについてお話を伺いました! 街乗りやツーリング以上にスポーツ走行では是非ポジションを自分に合わせたいものですが、C型においてのオススメパーツを聞きました!
ミスターCについての紹介は「謎のミスターC 現る!」の記事をご覧ください!
10Rに限らず全てのバイクで、体格に合わせてのポジションセッティングするというのは重要になります。調整する箇所は、ハンドル・ステップ・シートの3か所です。
SSの大半の車種は逆輸入車の為、日本人がストック状態でポジションがマッチする事はなかなかないと思います。
優先順位順に記載していきます。
ステップ
バンクした時に擦るから純正ステップからバックスステップに変更という方がいますが、ステップを擦らないようになると言うのはあくまで副産物です。
本来のバックステップの役目はステップを後ろにすることによってポジション(特に腰の位置)が後輪側になる事により、荷重がしっかりかかるようポジションを矯正する部品です。かといって体格に合わないくらい後ろでは困るので、ステップ位置を調整できるようステッププレートに何パターンか調整穴が開いております。
また、レーサーのように逆シフト仕様にしたい場合は必要になります。
GILLES TOOLING バックステップ AS31GTタイプ:約50,000円程度 ※読み方はギルズツーリング
注意事項:逆シフト選択時はアンダーカウルの加工が必要です。
【パーツ特徴】
ヒールガードの位置もよくハングオフ時に踏みやすいです。また、バックプレートの穴がたくさんあるので、細かなステップ位置調整が可能です。
ブレーキスイッチは純正の機械式ではなく、バンジョーボルト一体型の油圧ブレーキスイッチを使用する事をおすすめします。
ハンドル
腕がつっぱりすぎていたり、体重が手にかかりすぎたりしているとセルフステアの妨げになったりハングオフの姿勢がしづらかったりします。自分の現在のポジションが上記状態でしたら交換をオススメします。
・ハリケーン アルミセパレートハンドル(型番HS1350-01):約28,000円程度
注意事項:取り付けには、スイッチボックスの位置決め用のポッチをはめる為の穴をドリルで開ける加工が必要になります。
【パーツ特徴】
着座して距離は丁度いいが、ハンドルが低すぎると感じる人向けです。ライズアップ(標準の位置よりバーが上に上がっている)しています。垂れ角もないのでツーリング仕様にも最適かと思います。ハンドル老舗メーカーですので信頼の品質です。
・カワサキZX-6R 2005年用純正ハンドル流用:約30,000円(※新品購入は高いので中古をオススメします)
右側(型番:46003-0068)
【パーツ特徴】
着座して距離が遠いと感じる人向けです。ハンドルの位置が手前に来るので女性や小柄な方にはおすすめです。
純正のハンドルずれ止めネジ穴は使用不可になりますが、ハンドルスイッチ穴はそのまま使えます。クランプする物なのでころばない限りハンドルがズレる事はないと思います。
シート
足つきが悪い場合はアンコ抜き、皮ツナギ等で着座すると非常に滑りやすいのでシート生地の変更などをします。シート生地はいろいろな種類がありますので、カスタム感がある生地を使うのもいいかもしれません。
・アンコ抜き(スポンジを削る):シート屋さんによりまちまち
・シート生地変更(ノンスリップシートなど):シート屋さんによりまちまち
※シート生地変更くらいなら、タッカーと呼ばれる工具(大きなホチキスみたいな物)とノンスリップ生地を購入すればDIYも可能です。
まとめ
自分の身体に合っていないポジションで乗り慣れてしまうと後々スポーツ走行ではフォームの矯正などに苦労するので、個人的にはバックステップは必須項目な気がします。あくまで個人的な意見です・・・・w