常識すぎて誰も語らないバイク話

ベテランライダーがバイク乗りの考え方、実情、ライテクなどバイクの世界を語ります。
毎日更新中!所有歴はカブ、RS50、スパーダ、イナズマ400、GSX1400、ZX-10R、DR-Z400SM。

バイクのお話

バイクへの考え方や接し方、また実際のところとかを自分の経験を交えて書いています。

ステップワゴン(RF3〜RF8) トランポ化計画(前編)

ロードスターを手放し、トランポにすべくステップワゴン スパーダがウチにやってきました! 乗り心地など色々気に入ってるのですが、トランポにしないと話が始まらないので早速作業を開始しました! 前編ではセカンド・サードシートの取り外しまでを解説しています。

作成:2017年11月12日
カテゴリ:バイクのお話
stepwgn_gpz1100_1.jpgstepwgn_gpz1100_2.jpg

GPZ1100が入ったので、よほど大きなバイクを除いてこの方法で載るはずです。しかも真っ直ぐバイクが入ってるのもポイントです。

ステップワゴンの2代目(RF3〜RF8)ならこの手順でトランポ化できると思います。

またこの車種以外でもバイクの積み方などは同じですし、トランポ化の考え方も同じなので参考になるのではないかと思います。

このシリーズは画像多めでお送りしています。逆に若干見づらい部分もあるかもしれません。

ミニバン以上の大きさの車なら、恐らく後ろからバイクを真っ直ぐ入れられるため、この方法でトランポ化できて参考になると思います。軽自動車だと真っ直ぐでは入らない可能性が高いので、この記事のやり方ではダメだと思います。

必要な工具はプラス・マイナスドライバーと、14mmのソケットレンチ、そして14mmのソケットのインパクトレンチです。セカンドシート取付けボルトが超絶固く人の力では絶対に緩まないので、インパクトレンチが必ず必要です。私は安物の電動でやりました。

商品は私が使っているものですが、もっといいものもあるかもしれません。参考までに。

stepwgn_rear_open1.jpg stepwgn_rear_open2.jpg

このように車内がかなり広くなります!

セカンドシート 取り外し

2列目のシートを取り外さないとバイクは絶対に載りません。右側が2人用、左側が1人用(補助シート)というように2分割されています。左側だけをとるとバイクを斜めに入れる形で載るようです。右側だけとるとバイクはまっすぐ載るようです。

私は2人乗れれば十分なので、セカンドシートは両方共取り外すことにしました。外すのはけっこう大変なのですが、一度外せば非常に広くなるので我慢して外します。

以下、すでにシートを外してしまった後の写真ですが手順です。

stepwgn_inside1.jpg

まずは絨毯をめくっていきます。隙間に押し込まれてる感じなので、引っ張ってめくるだけです。リアのドアがはまるところは固定されているので、外れる分まで、赤いラインあたりまでで大丈夫です。

stepwgn_inside2.jpg

先にシートベルトの下側の固定を外さないとめくれないので、穴のところに手を伸ばしてボルトを外し、シートベルトを一時的に外しておきます。

stepwgn_inside3.jpg

左側も同様にめくっていきます。スライドドア手前のボード(?)も持ち上げると軽く外れるので、一時的に外します。

stepwgn_inside4.jpg

助手席の取付部の部分は固定されてめくれないですが、ぎりぎりまでめくっていきます。

絨毯をめくり終わったら、いよいよセカンドシートの取付レールのボルトを外していきます。

stepwgn_2nd_seatrail.jpg

画像のはすでに取り外され居間に置かれたセカンドシートの足元(笑) 座り心地が結構いい(笑)

stepwgn_2nd_seat_floor2.jpg

取付けボルトは前後にそれぞれ1〜2本、そして真ん中くらいにも1本ずつあります。絨毯を完全にはがしているわけではないのでなかなかめくれませんが、強引に引っ張ってめくったところにインパクトレンチを突っ込んでぐりぐりして何とかソケットをはめ、何とかボルトを外します。

stepwgn_2nd_seat_floor1.jpg

もし絨毯を切るのに抵抗がなければ切ったほうが早いです。私は切りたくなかったので頑張ってめくってボルトを取り外しました。それでも、補助シートの前側のボルトは奥まったところにあったため、絨毯に少し切れ目が入りました(笑)

私は右側のシートを先に外し、補助シートは後で外しました。補助シートが先だと少し外しにくいかも?

取付ボルトが全部外れたらめでたくシートをどかすのですが、レールが絨毯の下にもぐってしまっているため、左右前後に少し動かしながらレールを絨毯の上にまず出します。運転席も助手席も一時的に一番前まで動かしたほうがいいです。

そうしたらセカンドシートを車内から運び出すのですが、多分サードシートを外さないと突っかかるので、私はここでサードシートを外しました。

サードシート 取り外し

サードシートは下にあるドリンクホルダーみたいなものの中でボルト2本とワイヤー1本で車体と繋がっています。なのでドリンクホルダーを軽く上にずらし、それらを外せばどかせます。こちらはわりと簡単。

stepwgn_3rd_seat_attachment1.jpg

まずはプラスドライバーで上から2本外します。これは簡単。

stepwgn_3rd_seat_attachment2.jpg

次にレバーの裏にある小さなプラスネジと、後ろ側に刺さってる特殊なネジを外します。後者は外れにくいので、マイナスドライバーでこじるようにして出していき、出てきたら指と併用して強引に取り外します。

この4本のネジを外すとドリンクホルダーが上に持ち上がり、サードシートを固定している2本のボルトと1本のワイヤーが見えます。写真を撮り忘れたのですが、ボルトは少し長めのジョイントを繋げたソケットレンチで、ワイヤは単純に力任せに引っ張れば外れます。

サードシートを外せばスペースが空くので、セカンドシートを後ろから降ろせるはずです。かなり重いですが、体力に自信がない自分でも1人でかろうじて運べたので、普通の人なら大丈夫だと思います。

stepwgn_2nd_seat1.jpg

このように、外したセカンドシートは居間で第二の人生を送っております。しかも座り心地が良いという優秀なヤツです。

stepwgn_rear_open2.jpg

こうしてセカンドシート2つとサードシート1つを外せば広大なスペースとなり、バイクが十分載れます。前編としてはここまでです。作業時間の目安として1日は見たほうがいいでしょう。

床が結構凸凹しているので、後編で取り付けるホイールクランプの下に木材をくっつけて安定させることにしています。それ以外の場所は絨毯を敷くだけにしましたが、特に問題はないです。ちょうど凸凹がないところをタイヤが通るように積むためです。

後編ではタイダウンベルトを通すためのアイボルトを取り付けて、ホイールクランプとラダーを使ってバイクを載せられるようにします。

バイクのお話の目次へ戻る

トップページへ戻る

更新履歴
現在の人気記事はコチラ!