常識すぎて誰も語らないバイク話

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バイクのお話

バイクへの考え方や接し方、また実際のところとかを自分の経験を交えて書いています。

ステップワゴン(RF3〜RF8) バイク積載編

前編後編でステップワゴンをトランポ化したので、実際にトランポにバイクを載せる手順をここでは解説します。

作成:2017年12月7日
カテゴリ:バイクのお話
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フロントフォークを沈める

ステップワゴンの内部の高さは後ろのドアを開けたところが一番低くなっていて、メジャーで測ると116cmくらいでした。ミラーを外して車高を測り、それ以下ならフォークを沈める必要はないです。118cmあったGPZ1100でも積めちゃったので、少々オーバーしてても大丈夫なようです。

私のC型10Rは112cmで大丈夫でしたが、大型バイクではこれ以上の高さになるものが多いと思いますので、超える場合はフロントフォークを沈めさせて低くする必要があります。

言うまでもなく手で沈めるのは不可能なので、タイダウンベルトを使って沈めていきます。ラチェットでカチカチしていくと巻き取られていき、どんどん沈んでいくわけです。

タイダウンベルトの上側をハンドルバーに通し、下側のフックはフロントフォークボトムケースの穴に付けて繋ぎ、ラチェットでカチカチ締めて沈めていきます。この時、ホースやカウルなどに当たらないように通す必要があります。傷が付きそうな場所はウエスを挟んどくといいです。

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左右、どちらか片側からだけ縮めるときつくなってくるので、116cmに届きそうになければもう片方にも同様にタイダウンベルトを通して縮んでいきます。両側で締めたほうが負荷が分散してより縮みます。

ちなみにフロントフォークは縮めっぱなしにするとよくないそうなので、トランポから降ろしたら早めに外したほうがいいでしょう。長期間乗せっぱなしにしたいなら「ネコタイヤ」と呼ばれる、小さいタイヤに変えるべきのようです。

ラダーをセットする

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当然ながらホイールクランプ、ラダー、バイクが一直線になるように配置します。

ラダーは車からずれ落ちると危険なので、ラダーと車体を結びます。ラダーにフックを掛け、もう片方はドアが閉まる部分に掛けます。

バイクを積み込む

トランポ初心者の私がバイク屋さんから聞いた良い載せ方は「積み込みを2段階に分ける方法」です。

まず1段階目では半クラでアクセルを開けて上らせ、前輪がラダーを上がりきってある程度トランポに載るまでスルスル進めます。バイクの重心がラダーからトランポに移り、トランポのリアの車高が下がるところまでです。ラダーの途中で止まるとふらついて危ないので、一気にいったほうがいいようです。

そうしたら1段階目は終了で一安心です。フロントブレーキを掛けてバイクを止めて、自分が車内に乗り込みます。

ここからが2段階目で、中腰でバイクを半クラで進めていき、フロントタイヤをホイールクランプで固定します。ホイールクランプで固定するだけでバイクが直立するので、その後の固定が楽になります。

ちなみに半クラで安全に進むためには、まずオーバーにアクセルを開け回転数を高めます(250なら4000くらい。大型なら3000くらい)。「いい音してるな♪」とでも思いながら、クラッチレバーを一気に握ってから徐々に緩めていきます。すると回転数の落ち込みが気にならない状態で前に進むはずです。

アクセル一定のまま、半クラは気持ち大きめに当てて「ちょっと進みすぎかな?」というくらいでラダーを上ります。上りで止まりそうになるほうが怖いので、少し速く感じるくらいのほうが安全です。慣れたら、ささっと素早く載せたほうがさらに楽。

恐怖を感じたらクラッチを握ってフロントブレーキを握れば必ず止まります。そこから進むときは、落ち着いてアクセルをオーバーに開けてからクラッチを大きく繋ぐのをお忘れなく。

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バイクの後ろ側はタイダウンベルトをアシストグリップに通してタンデムステップ辺りで結びます。左右で徐々に締め込んでいって固定します。ある程度締めればガッチリしてほとんど左右に動かなくなります。外装に当たる場合はウエスなどを挟んで保護してください。

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シートベルト取付ボルトの部分にフックを付けていた場合、そことスイングアームやタンデムステップなどと結んで固定するのがオススメです。外装にベルトが当たらないため傷が付く心配がありません。スイングアームならリアショックが縮まず負荷をかけないのでよりオススメです。

フロントはホイールクランプで、リアはタイダウンベルト2本でガッチリ強力に固定できます。これで普通にカーブを曲がる分には怖い思いはしないはずです。唯一、ドアを閉める時にバイクが当たらないかには注意してください。

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